バターコーヒーは普通のバターでもOK?ギーやグラスフェッドバターと比較

2015年に出版された「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で話題となった完全無欠コーヒー(バターコーヒー)ダイエット。

・コーヒー芸人も1年間で20kg痩せたり
・バターコーヒー専門店ができたり(最強のバターコーヒー)
・テレビ番組ノンストップで取り上げられ再度検索する人が増えたり
・ファミリーマートで糖類ゼロのバターコーヒー飲料が手軽に買えたり

と今でも多くの人が興味を持ち、実践する人も多いダイエット方法です。

ですがこれからはじめようと思った人は「豆はインスタントじゃダメなの?」「普通のバターじゃダメなの?」などいろいろと疑問に感じることもありますよね。

ここではバターコーヒーの作り方はもちろん、バターの違いやコーヒー以外のレシピなども紹介します!

そもそも「バターコーヒーダイエット」とは?

バターコーヒーダイエットは、

1)朝食はバターコーヒーのみ
2)昼と夜は「糖質」を制限する
3)肉や魚、野菜はいっぱい食べてOK

という、バターコーヒー+糖質制限のダイエット方法です。

「朝ごはんを食べてさらにバターコーヒーを飲む!」
「バターコーヒーを飲めば何を食べてもOK!」

というものではなく、糖質制限を組み合わせることが必須となります。

ちなみに、バターコーヒーにはグラスフェッドバターとMCTオイルが入っているため脂質がたっぷり入ったコーヒーとなります。

ここに朝食や炭水化物をしっかり食べてしまうとカロリーオーバーで唯々太るだけとなってしまうため「朝食の代わり」「糖質オフ」がダイエット成功のカギとなります。

なぜ糖質制限をするの?

糖質オフダイエット

人間には生きるために必要なエネルギーを作る「糖からエネルギーを作り出す回路(糖質回路)」と「脂肪からエネルギーを作り出す回路(ケトン体回路)」の2つの回路が存在します。

通常時は糖質回路が優先的に動き、ケトン体回路はサブ的な要素として考えられていました。

糖質回路とは?

ごはんやパンに含まれる糖質を摂ると、体内で消化吸収され最終的に「ブドウ糖」に分解され筋肉や脳、内臓を動かすためのエネルギー源となります。

ブドウ糖はカラダを動かすために必要なエネルギー源であり、脳にとっての栄養でもあります。

ですが糖質は、過剰摂取などで使いきれずに残ってしまうと「中性脂肪」へ変わり脂肪細胞に蓄積されてしまいます。

これが、糖質(炭水化物)の食べすぎが「肥満」の原因となる理由です。

ケトン体回路とは?

ケトン体回路とは、カラダの中に「糖質が不足した状態」でようやく動き出す回路で、体内にブドウ糖が残っているとエネルギー源としてブドウ糖が優先されるため動きません。

ブドウ糖が不足すると、中性脂肪が分解され脂肪酸の一部が肝臓でケトン体という物質に変わりエネルギー源として使われます。

分かりやすく言うと、脂肪を燃焼してエネルギーを作るのです。

つまり、ケトン体回路が働いている時間を長くすれば蓄積した脂肪を効率的に燃やすことができるのです。

そのためには糖が邪魔となるため「糖質制限」が必須になります。

さらに、このケトン体回路の維持や促進にバターコーヒーに含まれた脂質(MCTオイル+グラスフェットバター)が効果的となります。

MCTオイルとは?

バターコーヒーダイエットに欠かせない「MCTオイル」。

MCTオイルの詳細は下記の記事で紹介しています。

【MCTオイルダイエット方法】痩せるバターコーヒーの飲み方・作り方!

簡単に言うと、

・100%中鎖脂肪酸でできている
・消化吸収が早く、速やかにケトン体へと変わる
・中性脂肪になりにくい

つまり、MCTオイルと糖質制限を組み合わせることでケトン体回路を促進・維持ができ蓄積した脂肪を効率的に燃やすことができるのです。

注意点としては、MCTオイルが合わない人がいることと、たくさん摂りすぎると気持ち悪くなることがあるということです。

またオイルなのでカロリーは高くなります。

・脂質1g=9キロカロリー
・大さじ1杯(15g)=135キロカロリー

バターコーヒー1杯に大さじ1杯が推奨されていますが、小さじ1杯など少ない量から試してみると安心です。

バターコーヒーの作り方は?

基本の材料は下記の通りです。

・MCTオイル(大さじ1杯)
・グラスフェッドバター(15g)
・コーヒー豆(挽いたもの/15g)
・お湯(250ml)

用意する道具は下記の通りです。

・ミルクフローサー(バターとオイルを攪拌する)
・コーヒーサーバー(コーヒードリップ用)
・ステンレスフィルター(コーヒーオイルをしっかりドリップできる)

コーヒーは豆から挽いたもので浅煎りがコーヒーポリフェノールのクロロゲン酸も豊富で最高ですが、ドリップバッグやインスタントコーヒーでも代用できます。

基本の作り方<3ステップ>

バターコーヒーの作り方

バターコーヒーの作り方は簡単です。

ステップ1)ドリップコーヒーを作る

コーヒーサーバーにグラスフェッドバターを入れておき、上からコーヒーをドリップする。

こうすることでバターがコーヒーの熱で溶けるので攪拌しやすくなる。

ステップ2)MCTオイルを加え攪拌

MCTオイルを加えたらミルクフローサーで30秒を目安に攪拌させます。

ステップ3)乳化したら出来上がり

グラスフェッドバターとMCTオイルがしっかり乳化したら出来上がりです。

カップで移し、油脂が分離する前に早めに飲みましょう。カフェラテのようにクリーミーで美味しく飲めます。

普通のバターじゃだめなの?

普通のバター

無塩バターであれば、スーパーやコンビニで売っている通常のバターでも問題ありません。

ですがあえてグラスフェッドバターを使っている理由は、

・通常のバターよりも、不飽和脂肪酸の共役リノール酸が多い
・さらに、不飽和脂肪酸のオメガ3系脂肪酸も豊富
・ビタミンA、D、E、Kも含まれ、特にビタミンAとEが多い

といったメリットがあるからです。

また、グラスフェッドバターとは無農薬で育てた牧草のみを食べて育った乳牛から絞った牛乳のみを使用して作られたバターのことです。

バイオ・グラスフェッドバターで作るバターコーヒー

さまざまなサイトや本でおすすめされている、グランフェルマージュのバイオ・グラスフェッドバター。

フランス政府お墨付きのオーガニックバターで、2つの認証マークがついています。

高級なグラスフェッドバターとして、1個250gが1980円~となります。

・味、風味:クセがなく美味しい
・泡立ち:攪拌した際に泡立ちにくい
・個人的評価:毎日飲んでも問題なく美味しいので続けられる

バイオ・グラスフェッドバターのデメリット

2点あります。

・価格問題
・配送問題
・賞味期限問題

それぞれ解説します。

価格問題とは?

まず挙げられるのが「価格」の問題です。

こちらはスーパーなどに置いてあることがほとんどないためネットで購入する必要があり、Amazonや楽天市場などでは価格が変動します。

1個買いの場合…2200円+送料700円

など、送料の負担が必要+通常1980円よりも価格が高くかなりの割高になります。

私が購入した(2020年1月17日)際は、

3個セット…3700円+送料無料だったため1個当たりの価格を、1233円程度に抑えることができました。

1個買いよりもセット買いがお得ですが現在(2020年1月27日)Amazonで同じ3個セットを見ると4200円で1個当たり1400円と値上がりをしていました。

また、楽天市場では価格が異なります。

このように「どこで買うか」直ぐに決めるのではなく調査や比較をすると後悔なく購入することができます。

配送問題とは?

通販では、正規代理店からメーカー直送といった方法で配達してもらいますが注文してから商品が家に到着するまでに遅くて1週間ほどかかります。

私は、1月17日に注文してから1月22日に到着しました。(5日間)

「すぐ欲しい!」と思っても時間が掛かることがあるので注意が必要です。

賞味期限問題とは?

輸入バターは賞味期限が短い!

「バターの賞味期限は意外と長い」というイメージを勝手に持っていましたが、バイオ・グラスフェッドバターの賞味期限はとても短くなります。

・製造から約60日間

フランスではバターが生鮮食品と考えられているため、賞味期限が短くなっています。

私も3個セットで購入しましたが、賞味期限を見て驚きました。

「2020年2月28日」まで

3つのバターを2月中に使い切る…「??」

つまり、1回15g=バター1個(250g)=約17回分。さらに3個あるので17×3=51回分。

1日1杯飲むだけでは、到底消費できません。1日朝と昼の2杯で消費していけば何とか飲み切れる量となります。

結論:賞味期限が短いので安くても3個セットは買わないほうが良い。

となります。。

冷凍保存という手もあるので、冷凍したバターでもよければある程度の保存は可能です。

ギー・イージーで作るバターコーヒー

バターコーヒーには、グラスフェッドバターの代わりに「ギー」を使うこともおすすめされています。

ギーとはバターから作られた「バターオイル」のことです。

中でも、ギー・イージーの「グラスフェッド・ギー」がおすすめで、ヨーロッパ産のグラスフェッドバターから水分、たんぱく質、不純物をほぼ完全に取り除いて作られています。

イメージとしては、グラスフェッドバターのいいとこ取り!といった商品です。

形状は完全なオイルではなくやわらかい固体でスプーンですくって使うことができ、パンに塗るなら伸びが良く使用できます。

35度以上になると完全に液体化するため真夏の暑い室内などで液体化することもあります。

・味、風味:バター風味が強く香り高い(好き嫌いが分かれる)
・泡立ち:攪拌した際にとてもクリーミーに泡立つ
・個人的評価:

グラスフェッドバター、無塩バターと試しましたが一番好みです。ですが「濃厚」な印象があるため毎日は辛いかも。たまにスペシャルとして飲みたい感じです。

メリット

・グラスフェッドバターのいいとこ取り(メーカーにより、ただのギーの場合あり)
・ガゼイン0(グラスフェッドバターはほぼ0)
・乳製品アレルギーの人でも食べれる
・常温保存OK(賞味期限も長い)
・風味がとても良い
・成城石井やコストコ、ナチュラルローソン、イトーヨーカドーなどでも手に入る

デメリット

・風味に特徴があるため、好き嫌いが分かれる
・200gが2000円程度と少しお高め

カルピスバター(無塩)で作るバターコーヒー

お菓子を作った際に残っていたカルピスの無塩バターでバターコーヒーを作ってみました。

Amazonで購入しましたが、冷凍で届くバターなので賞味期限がかなり長く設定されており(半年後~)安心です。

・味、風味:クセが無く飲みやすい
・泡立ち:攪拌した際は普通に泡立つ
・個人的評価:

普通に美味しい。グラスフェットよりも癖がなく飲みやすい。ギーを飲んでいるので3種の中では少し味気ない印象で一番ライト(軽い)。

メリット

・カルピス製&国産という安心感
・普通の無塩バターよりも美味しい
・Amazonで450gが1840円と大容量でお得(1/27現在)
・賞味期限が長い

デメリット

・グラスフェッドバターではない

【結論】使用するバターの種類について

使用するバターの種類

グラスフェッドバターとギー、通常のバターとの違いを紹介しました。

結論から言うと、どのバターを使っても問題ありません。

その中でも栄養の質の面でおすすめとなるのが、バイオ・グラスフェッドバターと言われていますが価格は高めで味や風味などには好みがあります。

高いのを続けるのは厳しいですし、美味しくないと感じているものを毎日飲むのは苦痛なので、美味しく納得できるものを毎日続けるというのが一番大切なことになります。

アレンジレシピ:バター紅茶

「コーヒーが飲めない!」という人はバター紅茶がおすすめです。

紅茶は体を温める飲み物で、ポカポカが長く続きます。

また、カテキンなどのポリフェノールには美容に嬉しい抗酸化作用や脂肪の燃焼といった嬉しい効果も期待できます。

用意するもの

・茶葉(4g)
・MCTオイル(大さじ1杯)
・グラスフェッドバター(15g)
・お湯(250ml)

作り方

1)ポットやフレンチプレスなどに茶葉を入れ3~4分間蒸らす
2)できた紅茶をカップなどに移し、グラスフェッドバターとMCTオイルを入れる
3)ミルクフローサーで30秒を目安に攪拌し、乳化したらできあがり

バターコーヒーよりもバターの風味を強く感じるため、気になる人は茶葉を増やして濃いめに作るのがおすすめです。

アレンジレシピ:バターココア

ココアにはリラックス効果があり、カラダも温めてくれる飲み物です。

また、食物繊維やカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれているので気分を変えたい時などにピッタリです。

用意するもの

・純ココア(小さじすりきり2杯)
・MCTオイル(大さじ1杯)
・グラスフェッドバター(15g)
・お湯(130ml)

作り方

1)カップに純ココアと少量のお湯を入れだまにならないようにスプーンで練り混ぜる
2)残りのお湯と、グラスフェッドバター・MCTオイルを入れる
3)ミルクフローサーで30秒を目安に攪拌し、乳化したらできあがり

ちなみに使うのは、砂糖の入っていない「純ココア」で味が調整されていないものになります。

もし甘味が欲しい場合は、砂糖ではなく自然派甘味料の「ラカントS」をお好みで入れるとさらに美味しく飲めます。

他にも、

・バター抹茶(無糖タイプの抹茶の粉末を使用)
・バタールイボスティー

など、自分の好きなお茶でアレンジが可能です。

まとめ

バターコーヒーダイエットをはじめようと思ったときに、人伝に聞いたりネットからの情報だけではイマイチ不明な点が多々あります。

基本は、

1)朝食をバターコーヒーのみにする
2)昼と夜は糖質オフの食事を摂る
3)肉・魚・野菜は好きなだけOK

という、糖質制限を組み合わせて行うダイエットになります。

必要なものは、

・コーヒー豆(挽いたもの、ドリップバック、インスタント可)
・グラスフェッドバター(ギーや普通の無塩バターも可)
・MCTオイル(メーカーにより異なる。仙台勝山館がおすすめ)
・ミルクフローサー(100均にもある。ハンドブレンダーも可)

となり、一番は「挽いた豆でドリップ(ステンレスフィルター)」「グラスフェッドバター」「仙台勝山館のMCTオイル」と言われていますが、自分が続けられるものが一番です。

また、コーヒーとバター・MCTオイルを30秒を目安にしっかり攪拌させてから飲むことも大切になります。

本格的に取り組みたい人は、

・シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(著者:デイヴ・アスプリー)
・魔法のバターコーヒーダイエット(著者:最強のバターコーヒー)
・ケトン体でやせる!バターコーヒーダイエット(著者:宗田哲夫)

といった本を読んでみるとより理解を深められます。

興味を持ったあなたは早速はじめてみませんか?

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